『命の後で咲いた花』あらすじと感想

『命の後で咲いた花』あらすじと感想

こんにちは。

転職してからほとんど電車に乗らなくなったので、読書時間が削られています。

流石にストレスが溜まりますね。読書欲が爆発して本を沢山買ってしまった…。笑

 

そこで最近、一日30分読書する時間を作りました!

それが思った以上に良くて、休憩にもストレス解消にもなるし、充実しています。

一日30分の読書はストレス軽減に良いっていうのは科学的に言われているらしいのですが、それを実感している今日この頃です。

 

さて、今回読んだ本は『命の後で咲いた花 / 綾崎隼』です。

こんな「らしい」恋愛小説なんて何年ぶりに読んだだろうかってぐらい普段読まないので、すごく新鮮でした。

恋愛物の王道でもある『病気』ですが、ただ感動させるだけではなく驚かせる所もあり、読み応えのある本でした

 

あらすじ

私は命をかけて 貴方のものになる。
晴れて第一志望の教育学部に入学した榛名なずなだったが、大学生活は苦労の連続だった。それでも弱音を吐くことは出来ない。彼女には絶対に教師にならなければならない理由があるからだ。
そんな日々の中、なずなは一人の男子学生と出会う。彼は、寡黙で童顔な、突き放すような優しさを持った年上の同級生で……。
たとえば彼女が死んでも、きっとその花は咲くだろう。絶望的な愛情の狭間で、命をかけて彼女は彼のものになる。
引用: KADOKAWA 命の後で咲いた花(https://www.kadokawa.co.jp/product/321609000575/)

この本がどういうものかと話してしまうとネタバレになるので控えますが、この話の主人公は新潟の大学で教育学部に進学した榛名なずなと、その同級生の羽宮透弥の二人のお話です。

19歳の少女と、社会人から大学生になった年上男子の恋愛小説です。
とはいえ、それだけ聞くと平凡なボーイミーツガール。
病気と闘う感動ものも王道過ぎて平凡。

この本はそれに驚きのエッセンスと「想いを紡ぐ」という大切さを書いた中身のある小説でした。

感想

まずヒロインが可愛い

恋愛小説で一番と言っても過言ではない大切な事。
それは「ヒロインの可愛さ」ですよね!

なずなは少し天然で思考が斜め上を行っていて、自分が可愛い自覚がない。そして真面目で恋した相手にまっすぐ。

ヒロインらしさばっちりですね。

対する透弥の方も、素直じゃなくて素っ気ないけど何だかんだ世話を焼く年上男子。

 

魅力的な主人公に愛着を持って読み進める事が出来ました。

そのほかにも大学の友人や透弥の友人も魅力的です!

想いを紡ぐという事

この小説の大切な所はここだなと思います。

自分の気持ちや大切な人の名前を声に出して伝える事。

そして大切な人の気持ちを受け取り、自分も誰かにその気持ちを与える事

その大切さがこの本で凄く感じられた点です。

「人から人へ何処までも想いは続いていく」
「きっと、人生なんてそれで良いんだよな。」

こんな言葉が染み入る優しい小説でした。

タイトルが素敵

命の後で咲いた花」って、凄く素敵なタイトルだと思いませんか?

そして、それが意味するものは「希望」です。

この本の最後にこんな言葉があります。

「希望は闇の中にあって咲く花だ」

失望の中にあってこそ希望は咲くのだという言葉。

悲しくも前向きな気持ちになれる良いフレーズだなと思いました。

二人のその後が気になる

ここはちょっとネタバレになりますが、、

透弥となずなのその後が気になる…!!

そりゃあそれをこの本で書ききったら野暮ったく感じられるだろうし無粋と言わざるを得なくなるのは分かります。

でも気になる。

「どうなったんだろう」「どうなって欲しいと」考えられるのも、この本の魅力です。

文庫本は書き下ろしのアフターストーリーもある!

こういうの良いですよねー!

各キャラクターが魅力的だと、こういうアフターストーリーがあると嬉しくなります。

文庫でそれを追加するなんて憎いことしますね!

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。