『モチベーション革命』概要と感想

和雨です。

今回は、『モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書/尾原和啓』を読みました。

こちらの本は以前紹介した『どこでも誰とでも働ける』を書かれた尾原和啓さんの本です。

以前書いた感想はこちら

こんにちは。 季節の変わり目のせいか雨も多く、さらにつらい事も重なってメンタルが削れている今日この頃。 読書とジムでの運動で平常運転を保っています。発散って難しい。。 とはいえ!そんな事で行動できなくなる私ではありません! 実は転職が[…]

Cup and PC

内容が被っている部分もあるのですが、視点が違うので新しい気付きを沢山与えてくれる本でした。

概要

今までの世代とこれからの世代の違いを解説

あなたは会社で、自分と違う世代の人の価値観が理解できないと感じたことはありませんか?

「若い子は覇気が無い」なんて言っている方も居れば、「意味不明な理にかなってない価値観を押しつけてくる上司がウザい」なんて方もいることでしょう。

この大きな違い、どこにあると思いますか?

実は、モチベーションの根源、つまり仕事の先に求めるもの自体が違っているからなんです。

本書では、今までの世代は「ないもの」を埋める事が最大のモチベーションだったと述べられています。

というのも、オジサンと若い子では生きてきた社会の情勢が違っているからです。
昭和や平成初期の頃、社会には足りない物が多くありました

個人で所持する端末(スマホ)なんてなかったし、娯楽の種類も少なかった。

だからこの世代は「飢えていた」んです。

そしてそれに伴いハングリー精神が強くありましたし、社会として「足りないものを埋めること」に価値があったんです。

これに対して今の世代は、大部分の人がスマホを所持し、物はネットで購入でき、娯楽は沢山あります。

今の世代は、生まれた時からある程度満たされている世代なんです。

もちろん経済格差はあるけれど、昔と今の平均所得同士で比べても生活水準は大きく違うことでしょう。

だから、「足りない物」なんて早々ないし、そのために社会全体が力を発揮しても物が飽和するだけなんです。
言い換えれば、足りない物を埋めるという価値観は、今の時代においては価値が低いんです。

著者はこのような時代を生きる若い世代を「乾けない世代」と呼んでいます。

乾けない世代は、「何をするか」ではなく「何故それをするか」が大切であり、また個を抑えて集団として働くのではなく、自分らしく働く事を大切にします。

足りない物を埋めるのではなく、より豊かになることを望むんです。
当然ですよね。

今までの世代とこれからの世代は、そもそも生きてきた環境・価値観が根本から違っているので、当然仕事に対するモチベーションの根源が違っています。

本書では、その違いについて明快に解説しています。

これからのビジネスの在り方についても教えてくれる

今までの社会では個を殺し、社会の歯車として黙々と働く事が美徳とされていました。

みんなで一丸となって機能的に働く事で、生産力を高めていたのです。

しかし、個を抑えた働き方は今後その大部分を機械が代替できるようになってきます。

昔と比べたら既に自動化している部分は多くありますよね。

決まった事をするだけなら、人よりも機械の方が優秀な場合が多くあります。

そのため、これからの時代は個を抑えた働き方をしているだけでは、機械に仕事を奪われてしまいます。

個性を抑えていてはロボット以上の成果を出さないと自分が働く事の価値を創造できず、不要な存在になってしまうのです。

そうなったら、個性を活かして働く事が重要視されることは必然ですよね。

そのため「好きを仕事にする」が理想論などではなく、逆にそうせざるを得なくなってきます。

そんな時代にどうやって好きを仕事にするか、そのプロセスをこの本は著者の実経験から教えてくれます。

そして自分の強みの見つけ方についても述べられていたりします。

強いチームとは何かが分かる

これからの時代は、柔軟でそれぞれが強みを活かす事が強いチーム作りには欠かせなくなります。

この本で価値観の違いやそれぞれの強みが分かれば、どうすれば強いチームになれるかが見えてくる事でしょう。

そんなマネジメント業務をする人へのアドバイスもこの本には多くあります。

感想

職場に価値観が合わない人が居る方には絶対読んで欲しい

冒頭でも質問しましたが、

「今の若い子に覇気を感じない」
「何を考えているのかよく分からない」

そんな気持ちを後輩や部下に抱えてはいませんか?

逆に「上司が何でこんな事を言うのか意味が分からない!」なんて思ってる若手の方もいるでしょう。

そんな気持ちを抱えている方は是非この本を読んでください。
時代の違いに伴った、価値観の違いが分かりやすくまとめられています!

若者と壮年では求める報酬(お金に限らず)だけでなく、働き方への価値観が根っこから違うのです。

きっとこの本はそんな溝の深い世代間の違いを上手く埋めるのに一役買ってくれることでしょう。

私としてはマネージメント研修で課題書籍にしても良いとさえ思いました…!!

正直、世代の違う人に歩み寄れないこと自体がハラスメントみたいなものですからね。
若い人の壮年への無理解もまた然りですよ。

これからの時代の稼ぎ方のヒントが得られるかも

私は個人的に稼ぐ事に興味があり日々勉強しているのですが、そのためのヒントがこの本にはあると感じました。

「好きな事がある」事こそがビジネスチャンス。

この本を読んでるとそう思わせてくれます。ちょっと未来が明るく感じられる本であると私は思いました。

働き方が見直されている昨今、気持ちよく働くための価値観をこの本でアップデートしてみてはいかがでしょうか?

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