『金持ち父さん貧乏父さん』概要と感想

こんにちは。

今回読んだ本はこちら。

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学』ロバート・キヨサキ

オリラジのあっちゃんこと中田敦彦さんがYoutubeでオススメしたことでも注目されましたね。

ネガティブなイメージを持っている方も多かったようですが、実際にどんな本かご存知ですか?

どんな本?

作者のロバート・キヨサキさんとは

著者のロバート・キヨサキさんは日系4世のアメリカ人投資家・実業家です。

不動産投資を中心に大きな財産を築いた方のようです。

そんな彼には金持ち父さんと貧乏父さんがいます。

とは言っても、片方は義理の父とかではなく、幼い頃から沢山の事を教えてくれた親友のお父さんです。

それぞれのお父さんはこんな感じの人。

  • 貧乏父さん:実の父。大卒で教師(公務員)をやっているエリート。でもお金の支払いに追われることになる。
  • 金持ち父さん:幼少の頃からお世話になっている親友のお父さん。中卒だが会社を経営し、後に州随一の大富豪になる。

優劣を付ける訳ではなくどちらも尊敬をしているけれど、お金に関しては金持ち父さんのやり方に付いていこうと決め現在に至ります。

その中で金持ち父さんに教わったことを元にこの本が書かれています。

ファイナンシャル・リテラシーについて書いている本

実際にどんな内容が書かれているかという点ですが、結論から言うと

「ファイナンシャル・リテラシー(お金に関する理解)を身につけよう」というものです。

現代のアメリカや日本の社会は高度な教育をされはしますが、お金に関する教育はされていません。

なのでファイナンシャル・リテラシー、つまりお金に関する知識を学ぶ必要があり、それがお金持ちになる必須条件であると述べている本です。

改訂前との違い

この本は改訂版となっています。

調べた所、リーマンショックを受けて更新されたようです。

読むならリーマンショック後の改訂版の方が、私たちの生活には近いかもしれませんね。

とは言ってもお金持ち理論。いずれにしても遠い世界の話に感じられますが…笑

内容の要約

資産とは

この本ではまず、資産とは何かについて語られます。

そこで一つ問いです。

持ち家は資産ですか?

Yesと思った方、要注意です。

この本では、自分が住むための持ち家は資産どころか負債であると述べられています。

この本で言う資産とは、お金を生み出すものの事です。

なので持ち家が資産かどうかは使い方で決まる。というのがこの本における質問の答えになります。

買った家から不動産収入を得られれば資産、自分が住むと負債です。

でも、自分が住んでも買った以上の額で売れれば資産と言えるかも知れません。

と言うことは、それが資産か負債か定まるのは、購入した入り口ではなく売却(貸し出し)した出口であるという事です。

このようにお金の流れ(=キャッシュフロー)を見て資産か負債かなどを判断できる能力を付けないと、資産と思いながら負債を抱える事になると注意しています。

お金持ちとは

そこで一つ疑問。お金持ちって何?

この本で定義するお金持ちは、「今仕事をしなくなっても生きていけるか」で決まります。

どんなにお金を沢山持っていても、仕事をしなくなったら収入が0になって生きていけなくなる人はお金持ちではありません。

自分ではなく資産がお金を生み出してくれるような仕組みを作って生きていけるようになってはじめて、お金持ちなんですね。

お金持ちと貧乏な人の違い

お金持ちと貧乏な人の差ってどこで生まれるのでしょうか?

この本では、以下の2つを伝えていました。

  1. 貧乏な人はお金を増やさないものを買う。お金持ちはお金を増やすもの(資産)を買う
  2. お金持ちは経営者や投資家になり、貧乏な人より支払う税金を減らしている

お金持ちは収入を得たとき、まず資産を得るためにお金を使うと書かれています。つまり投資です。

一方で貧乏になる人はまず消費をする。そこで差が生まれます。

また、お金の読み書きを理解する投資家は収入から欲しいものを買って余ったお金で投資をするのではありません。

まず資産を増やすのにお金を使い、その後欲しいもの買っていきます。そしてぜいたく品は資産から買う。

お金が足りない、そんなお金の使い方はできないと言うのなら、「お金をどうやって作るか」を考えるべきだと。

それができず消費を先行させてしまうと、ただただ必死に働き、収入を得たら消費するだけで資産が増えない「ラットレース」の状態になってしまうと注意しています。

さらに現代の教育では、労働者や専門家になるための教育しかされていません。

しかし、経営者になれば節税の工夫ができるようになってきます。

  • 貧乏:収入⇒税金⇒支出
  • お金持ち:収入⇒支出(経費)⇒税金

このようにして税金として引かれるお金が変わっていく事で、どんどん差が出てしまうという事です。

これらを避ける為に、

Point

・キャッシュフローを理解して自分のお金の流れを把握し改める事
・労働者・専門家(働き続けないと収入を得られない立場)から
経営者・投資家(労働力以外で収入を得る立場)になる事

この2つが大切だと、この本で強調しています。

今すぐ行動しよう!

最後にこの本ではこう述べています。

「さあ、こんなところでぐずぐずしてないで、いますぐ行動に移ろう!」

とにかく実践・勉強を繰り返す事が何より大切という事ですね!

ネガティブな意見が多い理由

検索ワードを調査してみたら、これだけのネガティブキーワードがありました。

ネガティブキーワード

勧めてくる、勧誘
怪しい
詐欺商法、ネズミ講
嫌い、嘘、洗脳
批判
やばい

やばいってなんだろう笑

何でこんな意見が多いんだろうって調べてみたら、「マルチによく使われるから」というのが最も大きな理由っぽいです。

この本をすすめる⇒お金増やさなきゃと思わせる⇒商談に持ち込む

という感じでしょうね。

最初にお金の話を持ち出したら警戒されますが、本をすすめるのなら自然ですしね。

感想をもらう体でお金の話を始められますし、そんな理由で使われているのかなと。

本というのは影響を与えるものです。悪い使い方をしたらこうなるんですね。

せっかく大切な事を語っている本ですので、みんなで豊かになるために活用して欲しいものです…

あっちゃんを見習って欲しいです。

この本を読んではじめて彼のYoutubeを見ましたが、すごく勉強になりますね!

感想

マウントを取られてる感じはする

この本を手に取ったとき、会社の先輩にこう言われました。

「めっちゃためになるけど、めっちゃマウント取ってくるよ笑」

実際読んでみてなんとなくその意味が分かりました。笑

貧乏人(?)としてはですね、結構悔しいというかマウントを取られている感じがするんですよね…

でもこれはただの僻みです。笑

謙虚に学ぶのも大切です。

とは言ったものの、貧乏人は学ばない、行動しないという事を伝える文章が繰り返されているのも間違いありません。

「そんなことないぞ!」って思う人は考えが変わるまで読んだ方がいいと思うけど、「もうわかったから!」って気持ちになった人はもう流し読みして良いと思います。

まずは大切な部分を見落とさず、心が折れる前にしっかり読み切るようにしましょう。

結論として、読むべき。

私としては、この本はみんな読むべきだと思います。

なぜなら、事実として私を含めたほとんどの人がお金に関する知識がないから。

あなたはiDeCoを解説できますか?NISAを使ってますか?

これだけですら解説できなかったら、これからの時代はまずいなって思っています。

かくいう私はどちらもダメです。

これでは老後2000万円問題に対処できないのではないでしょうか?

なぜiDeCoやNISAが始まったのか、つまりなぜ政府は投資を勧めたのか。

それを知らないままというのは、私たちの人生を脅かすぐらいに危険です。

なぜ私たちはお金に関して学ぶ必要があるのか。

それを理解するためにこの本はとても重要な事を語っています。

マルチにだけはひっかからないように注意してくださいね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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