全社会人に有益な『文章の技術』とは?

こんにちは。

今回読んだ本は「文章の技術|尾藤 克之」です。

概要

タイトルがストレートですね。

「文章の技術」

この本では、日常生活やSNS、ビジネスなどで普段使うであろう文章について、書き方の知識や考え方がまとめられています。

目次を見てください。

  • 第1章 成果が上がる! マインドセット
  • 第2章 まずは「基本スキル」を身につけよう
  • 第3章 文章の「やってはいけない! 」
  • 第4章 「説得力」を高める技術
  • 第5章 「好感度」を高める技術
  • 第6章 とっておきの「読ませる」技術
  • 第7章 とっておきの「伝える」技術
  • 第8章 うまい・伝わる! 実践ワーク

まずマインドに始まり、基本を身につけ、タブーを知り、そして高める。

とても順序だっていて、ここからも著者が文章の技術を伝えるに足る知識を持っているのであろうことが伺えます。

はじめにマインドから説明されています。

その中でも一番最初に来るのが、「あなたはなぜ文章が書けないのか」です。

これだけで1冊の本になりそうな表題ですね。

ここでは、以下のように解説されています。

多くの人の文章を見てきて思うことは、文章を書くことに苦手意識を持つ人ほど、「なにを書きたいのか」が明確になっていないという事です。

漠然とした書きたいことや書くべきことをイメージできていても、そこから具体的に「何を書くのか」まで掘り下げられていない事が問題と述べられています。

例えば、「映画に行った」という事を書くにしても、「ストーリーが良かった」のか「俳優が良かった」のか、「一緒に映画を見た恋人が素敵だった」のかという所まで明確にする必要があるのです。

これはライティングについて書かれている多くの本で共通する指摘事項です。

とても大切な事がとても分かりやすい例で説明されているので、すんなり頭に入ってきました。

そのうえで「伝えたい事をどう伝えるか」の解説に進みます。

この本の魅力は、「伝わる文章技術」に特化している点です!

感想

身近な文章をわかりやすく解説してくれている

この本で最も優れていると私が感じた点は、多くの人が使うような身近な文章を例として取り上げ、解説してくれている所です。

ライティングの本を読んでいると、 「これ、ブロガーさんやコピーライターさんじゃないと参考にならなくない?」

と感じる本が多いのですが、この本はすべての人が読んで参考になるだろうなと感じました。

きっと学生さんだって参考になります。

取り上げる文章例では、はじめに悪い例を挙げ、そのあとに修正例をあげる形となっています。

どこが悪くて、どのように直せば良いのか。
シンプルで分かりやすく、とても参考になりました。

自分の悪い癖が発見できるかも!

文章にこんな癖のある方はいませんか?

・「事」の多様
悪い例:文法を間違える事がなくなり、適切な言葉遣いをする事ができます。
良い例:文法を間違えずに、適切な言葉遣いをする事ができます。

・修飾する言葉を修飾したい言葉の直前に置いていない
悪い例:結構寝坊する事があるんです。
良い例:寝坊することが結構あるんです。

・「置いておいて」のように同じ音や文字が繰り返される言葉を使う
理由:読みにくさが出てくる

・お礼の連絡等で、具体性がない。
悪い例:「今日は勉強になりました、ありがとうございます。」
良い例:「~してしまう悪い癖が私にはあると気付かされました。今日は大変勉強になりました…」

※文章例は本に書かれている事を元に私が考えたもので、本書で挙げられているものではありません。

こんな癖が強い人………、そうです私です。笑

「確かにこういう表現はあまりよくないな、うん。
でも何か既視感あるなぁ……。
あ、、私めっちゃこの書き方してた。」

そう気付いてしまったときの悲しさ。

絶対直すぞと強く決意しました。笑

ですが、どんな人にも少なからず文章の悪い癖というのはあるものじゃないでしょうか?

私は勉強を兼ねてブロガーさんの記事をよく見るようにしているのですが、意図が理解できない文章に出くわす事がしばしばあります。

きっと私の文章だって伝わっていない事も多々あった事でしょう。

この本は身近な文章を多く例に挙げている分、自分の癖に気が付く事ができます。

くわえてこの本では、この書き方にしましょうというだけにとどまらず、どうしてこう書く必要があるかを文法から解説してくれています

しっかりした文章は、やはり基本に忠実なんですね!

自分のクセの悪いところに気づき、あるべき形を知り、修正できる。

そういう意味ではこの本は実用性がすごく高いです。

やはり日ごろから「読ませる文章」を書いている方はすごいですね!
(著者さんは色々な肩書きを持っていますが、コラムニスト等をされている方です。)

ちなみに

この本を読了した際、Twitterでつぶやいたところ著者さんご本人様からコメントをいただきました。うれしい!

そこでいただいた情報によると、「初版だと誤植があるかも知れない。」とのことです。

2019年1月以降の版では改善済みだそうです。

(ツイートの掲載許可はいただいていないのでリンクは貼りません。悪しからず。)

なのでみんな安心して読まれよ!です!

ただしい日本語を使えることだけが文章力ではありません。

「目的に応じて、いかに伝わる文章を書くか」

この技術があるかないかで、人生に差が出てくることでしょう。

もしあなたが文章の書き方に悩んでいるならぜひ読んでみてください。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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