『頭は「本の読み方」で磨かれる|茂木健一郎』

『頭は「本の読み方」で磨かれる|茂木健一郎』

「読書の価値」

これは読書をする人ならほぼ皆さん考える事ではないでしょうか?

 

読書をする習慣の無い人が、

「小説である必要あるの?」

「実用書読むなら検索した方が早い」

なんて言っている事もしばしば目にします。

 

今回呼んだ本は、『頭は「本の読み方」で磨かれる|茂木健一郎』です。

 

茂木さんは言わずと知れた脳科学者の方です。

この本は、そんな茂木さんが考える「読書(本)の価値」を書かれた本です!

脳科学者の意見、気にはなりませんか?

概要

3つの視点から「読書の価値」がわかる本

この本は先述の通り、脳科学者の茂木健一郎さんが著した本です。

私が読んだ所感ですが、この本では

・脳科学者としての視点
・学者としての視点
・茂木さん自身の視点

の3つの観点から、読書の価値が書かれています。

「読書で得られるものって何?」
「実用書とネットの記事とどう違うの?」
「脳にどう役立つの?」
「電子書籍と紙書籍、違いはある?」

なんて疑問を持っている方にはぜひ読んでいただきたい本でした。

たくさんの本のタイトルも書かれている!

この本では、話の中に沢山の本のタイトルが出てきます。

その数は70冊!

その為、「これから何を読もうかな」と悩んでいる方にも有用です。

 

内容にちょっと触れると…

「読書」の価値とは

少しだけ引用をして、内容に触れたいと思います。

 

『読んだ本の数だけ、高いところから世界が見える』

「知りたい事があるなら、検索すれば良い。」

って言うけど、この情報の海からどのようにして自分が欲しい情報を引き出せば良いかなんて、分からないものです。

そもそも、知らない事は調べられないんです。

 

読書をすると、自分の目の前の情報だけじゃなく、その先にどういった情報が存在するかを知る事ができる

それだけではなく、本を読む事で実際に世界の広さを知ったりする事ができるのです。

小説を読めばキャラクタの心情を想像する事ができますよね。それを通して、他者の気持ちを想像する力が身につきます。

そういう働きによって、「自分の見えるものが全て」という井の中の蛙ではなくなるという事ですね。

センスを磨くのにも、読書は有用

『頭の中に蓄積された知識というのは、実は発酵して育つものだ。』
『一度内部に蓄えられた知識は、その人の行動を決める「センス」に変わるもの』

ここ、すごく読書の価値に繋がっていると思うんです。

読書を通して得られた価値観や知識。それらの集積が、人格やセンスに影響が出てくるというのです。

 

センスは知識によって磨かれると言っているクリエイターさん、芸術家さんは数多くいます。

そういう意味で、読書はセンスを磨いたり、人格を形成するうえで役立つ訳ですね。

 

でもこれ、一見読書である必要がないように見えますよね?

人生経験はどんなことからも積めるし、それこそインターネットでも知識自体は身につけられる訳ですから。

 

それは間違ってはいないと思います。

じゃあ何故本がすすめられるのか。

それは、書籍は沢山の人の知恵が詰まった、洗練された文章が書かれているから。

 

小説なら自分の価値観、自分の言葉を広げてくれる素晴らしい表現。

実用書なら専門家としての知識の集積。

 

それだけじゃなく、編集者や校閲者など、様々な人によって磨かれた文章が書籍にはあるのです。

インターネット上には、ここまで多くの人が関わり磨かれた文章はまずありません。

書籍の素晴らしさ、少し感じられませんか?

 

感想

人が成長すれば、本も成長するのであって、その意味で本は「自分という人間の成長を映す鏡」でもあります。

冒頭に出てくる言葉です。

もうね、これだけで「おっ」ってなりました。

昔読んだ本を大人になって読んでみると、全然違った印象・メッセージ性を感じる事ってあるんですよね。

それは自分が成長した事によって、「読み取れる事」が増えたから。

そいういう意味では、上述の言葉はすごくしっくり来るなと思いました。

 

本も内容だけで記憶が形成されるものではない

これは私が日頃言っているのですが、読書とは体験です。

ただ字面を追って読むだけではなく、自分の経験として自分の一部として吸収してこその読書なのです!

この本を読むと、それが凄くわかります!

 

「本のある生活」というもの自体がすごく価値のある事だというのがわかる、凄く良い本でした!

他にも感銘を受けた箇所が盛りだくさん!

私は本を読むとき、気に入った表現や感銘を受けた内容に付箋を貼ります。

ブログに感想を書く為ですね。

 

今回、貼った付箋が普段の数倍の量になってました(笑)

本当にものすごく沢山「すごい!」と思う箇所があります!

 

今回お話できなかった事を箇条書きしてみました。

一つでも興味を持ったらぜひ読んでみて欲しいな!

・「学び」とは「読むこと」だ
・アインシュタインの言葉:「本物の知性とは”知識”ではなく、”想像力”である」
・本を買っただけで、頭脳はもう進化している
・幸福について
・人間がコンピュータに勝る知性とは
・電子書籍と紙書籍の比較
・読書において著者のおすすめする7つの絶対的なポイント

最後に私がこの本を読んで思った最も言いたいこと!

読書が好きでよかった!!